0009 iOS調査 Touch ID の使い方 iOS新機能

Touch ID の使い方調査

Objective-cもSwiftも簡単に実装することができました

ソースについては、添付しているので、確認したい人は 参照してください。

調査結果

iOS8以降で、Touch IDが使用できるデバイスのみ有効である。

Touch IDを使用するためには、 Local Authentication Framework を導入しないといけない。

Local Authentication Framework は、セキュリティーポリシーを指定する ことによりユーザーからの認証リクエストの機能を提供するフレームワーク。 LAContext クラスを使用してTouch ID の認証を行う。

LAContext とは・・・・・・ 認証のコンテキストを表します。

認証のコンテキスト は、認証機能を評価するために使用されており、Touch ID を登録することにより、個人情報を使用するための認証機能を利用者に 与えてることをアプリに許可します。

主なメソッド

- canEvaluatePolicy:error:

 認証機能が提供されているかを調べる

-evaluatePolicy:localizedReason:reply:  

ポリシーとして指定されたものを評価する。

主な定数

  • LAPolicy

認証ポリシー

LAPolicyDeviceOwnerAuthenticationWithBiometrics

Touch IDが必須となる。 LAError ポリシーの評価している時に返された

エラーコード

  • LAErrorAuthenticationFailed

利用者が登録した情報ではないので、認証が失敗したことを知らせる

  • LAErrorUserCancel

認証がキャンセルしたこを知らせる。

例えば、ダイアログでキャンセルをタップした 場合

  • LAErrorUserFallback

パスワードの入力ボタンを押されたことにより、 認証がキャンセルされた時に呼ばれる。

  • LAErrorSystemCancel

他のアプリがフォアグランドになって、認証がキャンセルされた時に呼ばれる。

  • LAErrorPasscodeNotSet

パスコードが設定されていないので、認証できない

  • LAErrorTouchIDNotAvailable

Touch IDを利用されていないため、認証できない

  • LAErrorTouchIDNotEnrolled

Touch IDを登録されていないため、認証できない

  • Local Authentication Error Domain

Local Authentication frameworkのためのエラードメイン LAErrorDomain

文字定数は、Local Authentication frameworkためのエラードメインを識別する。

サンプルソース


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